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ちゃお!アミーカ のびのび療育日記 バックナンバー12月
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ちゃお!アミーカ のびのび療育日記 バックナンバー 【12月】
 
12月 6日 (火)

 

12月のびのび療育日記掲載予定のSくんが急用の為休みでした。

 

  今回は、10月11日に紹介した教材を使った

  実例を報告します。前回の基礎バージョンを

  使って練習し、道筋のある迷路ができるように

  なりました。次に線だけで仕切られた迷路をす

  ると、再び壁を無視してしまいました(※1)

  (オレンジの線が本人が書いたものです)

 

(※1)

 

(※2)

  そこで新たなシートを作成しました(※2)

  新たなシートはクリアファイルを切って作成して

  おり黒い線の部分は0.2ミリ高くなっており

  前回のもの同様通り抜けできません。

  実際に、このシートを使って3回程度練習

  した後、シートをはずした状態で取り組んだ

  迷路が(※3)です。(※1)に比べ、「壁」を意

  識できるようになったことが分かります。

 

(※3)

この新たなシートは、以前のものに比べ、見た目が普通の迷路とほとんど変わりません。

その為、「線=壁」ということが意識しやすくなります。すると、迷路の種類が変わっても

「線=壁」が理解できていると練習しなくても、できる可能性が高くなります。

 

 

 
12月 13日 (火)

名前 : Sくん (年長・男)

年次課題 : 困っていることや必要なことを相手に言葉で伝える

個別療育課題 : ひらがなとカタカナが書けるようになる

 

 本日の課題

   ・ ひらがな / お話並べ / 空間認知パズル

 

【ひらがな】

  Sくん) イラストを見て「これジャケット?」

  スタッフ) 「ちょっと違うなぁ。でも「ジャ」はあってるよ」

  Sくん) 「あっ!ジャンバー」

  スタッフ) 「そうそう、正解」

  Sくん) 枠の中に1文字ずつ書く

  スタッフ) 書き終わるのを待って

        「小さな文字は右上に書くねんで」

    → 枠を4つに区切り、書く場所に印をつける

  Sくん) 「あっ!そうか」

       印のついた場所に「や」を書く

  スタッフ) 「上手に書けたなぁ」

 【お話並べ】

 3匹のこぶたの絵本をスタッフが読む

 その後、7枚の絵をお話の順番に並べる

 Sくん) 「1番がこれやろ。で、次がこれ!」

      すべて並べ終え、「できた!」

 スタッフ) 「じゃあ、お話して」

 Sくん) 「3匹のこぶたが住んでいました・・・」

      「木の家はおおかみがフゥーってふくと

       こわれてしまいました」

 スタッフ) 「木の家はフゥーってしてこわれたの?」

 Sくん) 「うん、そうやで」

 スタッフ) 「もう1回絵本見てみよう」

        「フゥーってふいてもこわれなくて・・・

        ドシンって体当たりしてこわれてんなぁ」

 Sくん) 「あっ、そうやった」

 → 7枚の絵にないストーリーも話すように促す

      ストーリーを話し終える

 スタッフ) 「すごい!よく覚えてたなぁ」

 活動の様子

 未就学クラスで1番年上のSくんは、年下の友達にとても優しいお兄さんです。個別療育では、課題にも慣れて

 自信を持って取り組めるようになってきました。

 

【 療育メモ 】

  半年ほどお話並べの課題を続けているSくん。今ではコツをつかみ、絵を並べるのも

  ストーリーを話すのも上手くなりました。何を話せば良いか分からない時には、「誰がいる?」

  「どこにいる?」「何してる?」などの言葉掛けをすると、どんなことを話せば良いかのヒント

  になります。

 

 

 
12月 20日 (火)

名前 : Sくん (年長・男)

年次課題 : 困っていることや必要なことを相手に言葉で伝える

個別療育課題 : ひらがなとカタカナが書けるようになる

 

 活動内容

   今日はクリスマスパーティー♪ ピザを作ってクリスマスソングを歌いました

   (特別活動となっております)

 活動のねらい

  ピザ作りの際、次の工程を意識する

 

【次は・・・】

  まずは工程表を見ながら作り方の説明を聞きます。

  全員に生地を配る

  Sくん) アルミホイルを聞き、生地を出す

       周囲を見回す

  スタッフ) 「Sくん、次どうするんやった?」

  次の工程を思い出すよう声かけする

  Sくん) 「ソースぬる」

  スタッフ) 「そうやな、次してください」

  Sくん) ソースを生地の上にのせスプーンで広げる

       「これ(具)のせていいの?」

  スタッフ) 「どうぞ」

  Sくん) 「Sくんなぁ、全部のせすんねん!」

【アツアツ】

スタッフ) 「ピザ焼くよ。オーブンは熱いから

       触ったらケガするよ。触らないでね」

Sくん) 「はい」

スタッフ) オーブンの中にピザを入れる

       「黒いとこ(取っ手)を持ってオーブンしめて」

 → 安全に使えるよう、具体的に伝える

Sくん) 取っ手を持ちゆっくりしめる

スタッフ) 「次は?」

Sくん) 「焼く」

スタッフ) 「そうそう、5分焼くから、ここ(ダイヤル)

       5まで回して」

Sくん) 「5」まで慎重にダイヤルを回す

スタッフ) 「できた!おいしそうに焼けるまで見とこう」

 

  活動の様子

  楽しみにしていたクリスマスパーティー。

  パーティーがスタートする前から「あわてん

  ぼうのサンタクロース」を歌っていました。

  ピザの材料を冷蔵庫から机まで運ぶお手伝い

  も積極的でした。アツアツのピザは少しさまし

  てから味わって食べました。

 

【 療育メモ 】

  クリスマスパーティーが終わって、お母さんがお迎えにきた時に、ピザ作りの報告をしました。

  「具は何のせた?」と聞くと「全部のせしてん!」とのこと。1つずつの具を聞くとなかなか出て

  きません。色を伝えると、いくつか思い出しました。今日したことを思い出して話すということも

      Sくんにとって課題です。

 

 
12月 27日 (火)

名前 : Sくん (年長・男)

年次課題 : 困っていることや必要なことを相手に言葉で伝える

個別療育課題 : ひらがなとカタカナが書けるようになる

 

 本日の課題

   ・ カタカナ / 空間認知パズル / 文章読み取り

 

【カタカナ】

 スタッフ) 「今日はカタカナやで」

 Sくん) 『これは「エプロン」やな』

 スタッフ) 「そやなぁ、じゃあ書いて」

 Sくん) マスの中に文字を書く

 スタッフ) Sくんの書いた「ン」の文字を

   指差して『これ「ン」っじゃなくて「ソ」に見えるよ』

 Sくん) 「えっ!そう?」

 スタッフ) 『だってこれが「ン」でこれが「ソ」やで』

 Sくん) 「ほんまや」

 スタッフ) 「じゃあもう一回書いてみよう」

 Sくん) もう一度文字を書く

 スタッフ) 「今度は上手に書けたやんぱちぱち

   → 上手に書けた時には必ず褒める 

 

 

【空間認知パズル】

 Sくん) たくさんのピースとシルエットの絵を

       見比べながらピースを絵の上に置く

 スタッフ) 「おっ!上手い」

 Sくん) 「これはこうかなぁ?」

 スタッフ) 「でもここはみ出てるで」

 Sくん) 「あぁ、ほんまや」

 スタッフ) 「どんな形なら入りそう?」

  → シルエットとピースを見比べるよう促す

 Sくん) 「これなんかいいんちゃう」

 スタッフ) 「これはピッタリやな」

        「Sくんすごいなぁ」

 活動の様子

 Sくんと会話中、クリスマスの日の話になりました。お互いクリスマスをどのように過ごしたかの話をしていると

 「いつ」「どこで」「だれが」という言葉がたくさん出てきました。お話並べの練習の成果か「いつ」「どこで」「だれが」

 という要素を含めた会話が増えてきました。

 

【 療育メモ 】

  上手くできなかったらどうしようと自分のすることに自信が持てないSくん。上手くできなかった

  ところは、「こうしたほうがかっこいいと思う」など、上手くできるようになる為のポイントを伝え

  上手にできた時には1つずつ丁寧に褒めます。

 

 

まとめ

お話するのが大好きなSくん。「この前なぁ、ママと○○へ行ってん」など、最近あった出来事を教えてくれま

す。でも、困っている時には上手く言葉がでてきませんでした。ある時、使っている色えんぴつが折れてしま

い続きが書けなくなりました。「あっ、折れた」と言ったまま、止まっているSくん。そこでスタッフは解決策を

3つ提案しました。 ①鉛筆けずりを借りる ②他の色えんぴつを使う ③書くのをあきらめる

Sくんは、①を選んで無事解決しました。次からは色えんぴつが折れると「鉛筆けずり貸して」と言えるように

なりました。集団活動や個別療育を通して、少しずつ自信を持ってできることが増えてきました。 

 

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